【診断対象車両】
メーカー:ポルシェ (Porsche)
車種:カイエン (Cayenne / 9YA)
年式:2019年
車両型式:ABA-E3K29A
エンジン型式:DCA
走行距離:76,000km
【症状概要】
お客様の訴えはなく、点検中消去できない故障コードを発見
現車確認内容:メーター上などに故障表示はない
【入力故障コード(DTC)】
入力コード:B191604 (905101)
【点検・測定結果】
バックアップバッテリーの測定値や故障コードはゲートウェイCUの測定値項目の中にある。
過去故障にて故障コードが入力していることが多い。この場合現在の数値と共にFFD(フリーズフレームデータ)を確認する。
バックアップバッテリーの電圧は正常時3V程度。(mV表記の場合もあり)
この故障コードを記録する時は2V代、もしくは4V代であることが多い。
いずれにしてもバックアップバッテリーの交換が必要だ。


【原因判明・対策内容】
バックアップバッテリーの交換は左前シート下のカーペット下にあるゲートウェイCUの天面カバーを取り外して行う。
故障コードの削除のみであればコネクターの脱着、リセットのみでしばらく
故障コードが出ないケースも多い。

【まとめ・技術メモ】
今回は情報提供のみ。
このバッテリーはメーターに故障表示も出ない上、機能上もユーザーには全く体感できない不具合だ。
車両電源遮断時でもOTA通信ができるよう備えられただけのバッテリーである。交換しても無意味ではないが、数万円するバッテリーなので費用対効果はかなり薄い。



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